注文住宅でやってよかった間取り!子どものいる30坪の家づくり よかったこと10選
今回は、30坪の我が家が注文住宅でやってよかった間取り10選をご紹介いたします。
ちょっと多いですけど、張り切って紹介していきまーす!!
うちの家族構成は私と夫、長女(9歳)、次女(0歳)の4人家族。
設計当時は子どもがリビングで長い時間を過ごせる家づくりに重点を置いていました!
長い時間は1日単位の時間でもありますが、子どもが大きくなってもリビングに集まってくる間取りが理想でした。
そんな我が家の建物の坪数は約30坪。うちの土地に建てられるギリギリの大きさが30坪でした。
あまりおうちを広くできないため、やれることには限りがあり、諦めたことも多数あります😢
2018年にヘーベルハウスで家を新築して早3年。
限られた大きさの中で取捨選択を繰り返し、採用した間取りの中で、
「これやっておいてよかった!」
と思う我が家のベスト10についてご紹介していきます♪
- 注文住宅を検討している人
- こどもがいる人
- おうちをあまり広くすることができない人
是非ご覧ください。
それでは、どうぞ!
①玄関に入ってすぐに洗面台

我が家は2階リビングで2階にお風呂と洗面所があるのですが、1階の玄関入ってすぐの場所にも洗面台を設置しました。
設計していたのはコロナウィルスが流行するずっと前の話だったのですが、
- 帰ってきてすぐ手を洗いたい
- 1階にトイレがあるので、しっかりした洗面台で手を洗いたい
この2つの理由から洗面台を設置しました!
スペース節約のために、トイレ内に設置する小さめの手洗いも考えたのですが、
私がトイレ後にじゃぶじゃぶと水はねを気にせず手を洗いたかったので、しっかりとした洗面台を設置。

今となっては、入居当時よりも帰宅後の手洗いうがいに厳しい世の中となり、玄関近くに洗面台を設置して
本当に良かったと感じています😊
リビングが1階でも洗面所や洗面台を玄関近くに配置することをおすすめします♪
帰ってきたらすぐに手洗いうがい!を子どもに習慣化させるのにもおすすめな間取りです。
②脱衣所と洗面所を分ける

これは絶対に分けた方が良いと思います!
うちは脱衣所も洗面所も狭いのですが分けました。洗面所は廊下兼洗面所って感じです。
脱衣所の広さなんと1畳。
そこに洗濯機と衣類乾燥機も置いています!激せまです。写真撮るの難しいくらいに。
そんなに狭くしても分けたかったのは、
誰かがお風呂に入っている時に洗面所を使えないという状況を作りたくなかった夫の強い希望です。
というのも、うちは子どもが女の子ということもあるのですが、私の両親や妹家族が1年に1~2回ほど泊りにくるので、それを見越して脱衣所を独立させました。
長女も小学4年生になり、脱衣所を閉めた状態でお風呂に入るようになりましたし、
誰かがお風呂に入っていても、気兼ねなく洗面所もトイレも使用できるのでとても使いやすいです。
脱衣所は狭いですが赤子がいても問題なく使えています👍
注文住宅を検討している方、是非脱衣所と洗面所は分けて計画してみてください!
狭いけど分けてほんとに良かったよー!
③キッチン脇に子ども用の小部屋

これもおすすめです。
本当はリビングに隣接して子ども用に和室を計画したかったのですが、容積率オーバーやLDKが狭くなってしまうことから和室は断念😭和室憧れてたけど夢かなわず…
そのかわり、2.3畳の狭い子ども用の小部屋をキッチン脇に設けました。
子ども部屋は1階にあるのですが、ランドセルや教科書等の学用品や漫画本やお気に入りのおもちゃはキッチン脇の小部屋に置いています。
学用品が小部屋にあるので、長女は学校の支度をLDKや洗面所のある2階ですることができるので、出かけるまでの動線がスムーズで生活しやすいです。
そんなこんなで生活に必要なものが大体2階にある長女が子ども部屋を使うのはお友達が遊びに来た時や寝るときだけで、それ以外はほぼLDKのある2階で過ごしています。
子どもには家族が集まるLDKに長くいてほしいと思って、この子ども用小部屋をLDKのある2階に設置したので、狙い通りに使えていることが嬉しいです✨
この小部屋には、造り付けの机があるので長女は宿題や勉強もこちらでしています。
ダイニングテーブルで勉強することを想定してしまうと、ご飯の配膳前に片付けたりとバタバタしてしまうので、子ども用スペースを造る場合は机を設置するのがおすすめ。
キッチン脇なのでご飯を作っている時も勉強や宿題を見てあげやすいですし、いいことづくめです!
将来子どもが使わなくなったら、私たちの趣味部屋かパントリー、物干し部屋として使用しようと思っています。
LDKに和室などの大きいスペースを設けることができない場合、狭くても子ども用のスペースを配置することをおすすめします!キッチンとリビングどちらからもアクセスしやすい場所がおすすめです!

④お風呂近くにパジャマと下着の収納スペース

タオルを置く場所はあるけど、パジャマと下着置くスペースがない方もいるのではないでしょうか?
うちは、お風呂⇔脱衣所⇔洗面所という部屋の配列になっています。
洗面所は廊下を兼ねているのような形態になっており、その廊下にタオル、パジャマ、下着を入れる収納を造りました。
お風呂からもリビングからもアクセスしやすい場所なのでお風呂に入る動線がとてもスムーズです。
私の実家は、パジャマ類も全てお風呂と違うフロアにある自室にしまっていて、いちいち取りに行くのが面倒だったのでお風呂の近くに絶対パジャマや下着の収納スペースを設置したいと思っていました。
脱衣所をもっと広くすることができたら脱衣所内に収納スペース造れてもっと便利だったかもしれませんが断念。
でも、湿気の少ない場所に設置できたのもそれはそれで良かった気はします。
とにかくお風呂の近くにパジャマと下着の収納スペースは必須項目です!!
⑤階段下収納

吹き抜けにして、スケルトン階段でとっても素敵なおうちをよくカタログ等でも見かけますが、我が家の建坪の限界値は30坪。
面積に余裕はなく、階段下も無駄なく利用したいスペースでした。
階段下をトイレにする利用方法もありましたが、我が家は収納にすることに。
階段下収納には、キャンプ用品やクリスマスツリー、キャリーケースなど大容量でいろいろなものを収納しています。
2.9畳のウォークインクローゼットもありますが、キャンパーの我が家はそれでは全然足りませんでした🤣
この収納がない生活は考えられません。
おうちを広くできない方、階段下も上手に利用してくださいね!
⑥リビングin階段

うちは2階リビングで、階段を昇ったらすぐリビングという間取りなのですが、リビングを視覚的に広く見せたかったため、
上の写真のように階段周りを壁で覆わずに腰壁を立ち上げた形状になっています。
我が家のLDKは16.2畳を確保するのが限界で…
なるべく広く感じることができるように工夫しました。
階段上部をLDKの空間として感じることができるので、16畳の部屋よりも体感としては広く感じることができています。
リビングを広くすることが難しい方は天井を一部だけでも高くしたり、大きい窓を設置する等の空間を広くみせる工夫をするのがおすすめです!
吹き抜けは建物が大きくなってしまうのでそもそも狭い土地には不向きな手法だと私は思っています。2階リビングの場合はリビングin階段にすることで効率よくリビングを広くみせることができます!
⑦階段下に引き戸を設置

先ほどご紹介した階段の下は玄関続きの廊下になっています。
そのため、階段下に引き戸を設置して、冬は寒くならないように、夏はエアコンの冷気が逃げないようにしています。
床暖房を入れれる資金の余裕があれば、面積に余裕があればスケルトン階段にして床暖房入れてとか
もっといろんな選択肢あったかもしれませんが、我が家にそんな余裕は資金的にも面積的にもなく😅
もっとも庶民的にコスパが良い方法が引き戸を設置することでした!
ドアを設置することで、冬はエアコンがあれば快適に過ごせています✨
階段下の引き戸を閉めないとテレビの音とか結構下に漏れちゃうので、防音としても設置して良かったです!
⑧子ども部屋をあらかじめ分けた

これ結構あるあるだと思うんですけど、最初は子ども部屋を1つにしておいて、子どもが成長したら間仕切りを設けた方がいいですよって勧めてくる設計士さん多いです。
うちもそうだったんですが、後からお金かけて間仕切りするのも億劫だったので、最初から2つに分けました。
今となっては分けておいて正解だったと思います。
2部屋に分けておくと使用していない部屋を一時的に納戸のように使用することもできますし、
使い方に幅が出て応用できることが増えます。
うちの場合は新築してから次女が生まれたので、私と次女だけ寝室を分けたり、次女の出産準備のための荷物やおさがりを置いておくのに重宝しました。
子ども部屋は最初から分けておくことがおすすめです!
⑨大きなベランダ(そらのま)

我が家は2階リビングなので、リビングと一体的に使えるように約6畳のベランダ(そらのま)を設置しました。
このベランダは、夏にはプールをしたり、寒い季節以外はホットプレートを出して焼肉をしたりと大活躍のベランダです。
家族の楽しい時間の多くをこのベランダで過ごしているといっても大げさではないくらい、私たち家族に良い時間を提供してくれています。
このベランダも設置して本当に良かったと思っています。
2階リビングを検討されている方はリビングに面した大きなベランダおすすめです!

⑩間取りに回遊性をもたせた

うちの間取りは1階も2階もぐるっと一周できる回遊性のある間取りにしました。上の画像は2階になります。
1階も廊下⇔寝室⇔ウォークインクローゼット⇔廊下というように1周できるようになっています。
回遊性を持たせることで1階の場合だと寝室からも廊下からもウォークインクローゼットにアクセスできて使いやすいですし、
2階の場合もキッチンからもリビングからも洗面所やトイレに行くことができるのでとても使いやすいです。
これからいえづくりをされる方、回遊性のある間取り是非取り入れてみてください!
こうすれば更に住みやすかったと思うこと
先ほどまで、我が家がやって良かったと思った間取りについてお話してきましたが、
ここはもっとこうだったらよかったなと思うことも多々あります。
家を新築して3年生活してこうすれば良かったことについて少しお話しますね😊
まあ面積の制限の関係上実現できたかどうかはわかりませんが、それ関係なしにできたら良かったことをご紹介していきますねー!
ファミリークローゼットを配置
インスタで良くみるやつですね!
我が家はパジャマと下着を収納するスペースを設置してはいますが、全ての服をしまえるスペースを造ることはできませんでした。
その当時はパジャマと下着をお風呂近くに収納できればいいと思っていましたが、
生活してみると、洗濯物をそれぞれの部屋に片付けるの結構めんどくさいのと、着替えもLDKと同じフロアでできると動線がすごく楽だと思いました。
我が家ではかなえることが難しかったかもしれませんが、これからおうちを計画する方はLDKと同じフロアにファミリークローゼット計画されたら良いと思います。
ランドリールーム
これもうちは面積の制限上叶わない夢だったかもしれませんが、
脱衣所をもうちょっと広くして洗濯機プラス物干しスペースを造れたら良かったなと思いました。
うちはリビングに干すクリーンを付けているのですが、生活感でるし洗濯物干してるとなんかくつろげないしといいことがありません😂
冬場はすぐ乾くし、加湿になったりするのですが、
キチンとLDK以外のところで、洗濯物を干すスペース造れたら良かったと感じています。
もう一回家建てていいですよって言われたらLDKと同じフロアにお風呂とランドリールームとファミリークローゼットを配置するわ絶対!!
そんなの宝くじあたらないと無理だけどー!そもそも宝くじ買わないしー🤣
まとめ
注文住宅でやって良かったこと10選をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
それぞれのおうちで広さや予算が違うので全部が参考になるものとは限りませんが、
注文住宅に3年住んでみて本当に良かったと感じていることをお話しました!
それらを含めて家を新築して3年、生活をして私が強く感じているのは
ということです。
駐車場の位置とか外観とか面積とか色んな制限がある中で設計するので全ての希望を叶えることが難しいかもしれませんが、LDK周りにはお風呂や洗濯、衣類収納を集めれるだけ集めるのが本当に住みやすいと思います。
これからおうちづくりをされる方の参考になれば嬉しいです♪
最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた♪